MENU

【製造業の将来が不安なあなたへ】30代が悩んだときに考えるべき3つの視点

「今のままで本当に大丈夫だろうか」

この記事では心のどこかに、形に出来ないモヤモヤを抱えたあなたに

そのモヤモヤの正体と、私が向き合うために整理した3つの視点をお伝えします。

この記事は自身が抱える悩みを「言語化」し、どのように対策するべきかの判断基準の指標となります。

「今のままで大丈夫なのか」

「今後、ここで働いていて問題ないのだろうか」

このような不安を抱えている方は、参考にしてください。

目次

不安を感じる原因

製造業で働く30代にとって、この悩みはつきものです。

20代の頃はがむしゃらに仕事を覚え、スキルを磨こうと努力していた人も30代になるとふと「立ち止まる瞬間」があると思います。

スキルを身に着けて、役職もついて、部下をもって

30代はまさに「現場のリーダー役」として裁量と責任が与えられる年代と言えます。

自分が1ステージ上に上がり視野が広がったことで、今まで見えてなかった「不安」が見えてきたのだと思います。

不安は実は強くなる

私の独自の理論ですが、自分が強くなる(スキルアップ)とそれに伴って不安も強くなります。

これを私は「RPG理論」と言っています。

30代の人はそれこそ子供のころにRPGで遊んでいた世代だと思いますが

最初の町では主人公も弱いけど出てくる敵もスライムばかり。

レベルが上がって装備も整えて次の町に行くと出てくる敵も強くなっていくというものです。

20代のころに抱えていた不安を今も抱えていますか?

「初めての社会人、職場環境に馴染めるだろうか」

「仕事にちゃんとついていけるかな」

こうした不安は今のあなたには無いと思います。

今あなたが抱えている不安は、あなたがスキルアップして次のステージに行ったからこそ抱えているものです。

30代が抱える不安の3つの視点

1段上のステージに上ったあなたが感じているのはきっと

「今」のことではなく「未来」に対しての不安ではないでしょうか。

それを整理したいと思います。

①市場の不安

今の業界がこの先どのようになっていくのかという不安です。

ー①市場の消滅

  • 携帯電話:スマートフォンの普及で、需要激減
  • 音楽業界:CD➔MD➔ipod➔サブスク

技術の進歩によって、新たな製品、サービスが出来ることで「今の仕事そのもの」がなくなる懸念。

―②市場規模の縮小

  • 少子高齢化による需要の減少
  • デジタル化による需要の減少(紙・筆記具・印刷など)

日々変化していく市場の中で、今の市場が今後どうなっていくのかという先行きの見えない不安が一つ目です。

②会社の不安

今の会社がこの先どうなっていくのかという不安です。

―①競争の激化

  • グローバル化が進むことで、安価な製品が増えた(テレビ、生活家電など)
  • 市場規模の縮小で全体の仕事も減少。少ない仕事を多くの中小企業が獲り合う状態

―②人材不足

  • 会社を支えているのが50代以上のベテラン層で中堅層(30~40代)が少ない
  • 若手社員が続かず、会社の高齢化が深刻

市場の変化に伴って、会社の立ち位置や人材確保といった課題は多くの企業で抱えています。

今の自分の会社がこの何十年も安泰なのかどうか。

30代はまだまだ現役で働き続けなければならない中で、会社の先行きに対しての不安もあります。

③自分の不安

自分自身のことで「このままでいいのか」と抱える不安です。

―①成長を実感できない

  • 日々同じ業務の繰り返し
  • 新しいことにチャレンジしていない。

―②今の現場のやり方しかしらない

  • 仕事の全体の流れが分からず、目の前の作業をこなしている
  • 教わったやり方をずっと続けている

製造現場は毎日同じような業務を同じようにこなしています。

もしあなたが上記に当てはまり、その上で不安を感じているようでしたら

きっと「成長が止まっていること」への焦りかもしれません。

私自身のこと

ここまで書いておいてなんですが、ちょっとだけ自分のことを語らせてください。

私は社会人に出てから、およそ20年近く製造業一筋で生きてきました。

大手の機械メーカーで、金属加工(鋳造・溶接)の現場が新入社員のスタートです。

始めは大手メーカーに入社した安心感もあり、「この職場で実力をつけていくぞ」と考えていました。

最初のうちは、覚えることも多く新しいことを任せてもらえる度に成長している実感がありました。

5年ほど経ったときに、ふと

もしこの会社が倒産したら。

もし20年後に早期退職で切られたら

自分の技術は他の会社で通用するのだろうか?

と考えるようになりました。

今のスキルはその機械メーカーの業務に最適化された作業で、歯車の一個でしかないと気付いたのです。

それから私は機械メーカーを辞め、プラスチックの現場に入り、BtoB営業を経験しました。

今ではCADを触ったり、新規プロダクトの立ち上げに関わったり、社内の業務改善も経験しています。

今なら「もしこの会社が倒産したとしても、自分のスキルは通用する」と胸を張って言えるようになりました。

不安を解消するための3つの行動

私自身は転職をしたことで、自分の世界が広がり多くの人と出会えたので「良い選択だった」と言い切れます

あのとき何も行動しなかったら、きっと今でも「もし倒産したら」と怯えていたと思います。

ただ、すべての人に当てはまるわけではありません。

一度自分のスキルを整理し、正しい市場価値を把握するために以下の3つの行動を試してみてください。

① 自分のスキルを紙に書き出す

まずやってほしいのは、「頭の中」ではなく「紙」に書くことです。

  • 担当してきた工程
  • 扱ってきた設備
  • 改善した内容
  • 後輩に教えられること
  • 数字で語れる成果

どんな小さなことでも構いません。

例えば、

  • 不良率を○%改善した
  • 新人教育を任された
  • 月間○台の生産を安定させた
  • 設備トラブルの一次対応ができる

製造業の仕事は「当たり前」になりやすいですが、外から見れば立派なスキルです。

書き出してみると分かります。

「自分は何も持っていない」わけではないことに。

不安の正体は、“見えていないこと”から来ている場合が多いのです。

② そのスキルは社外で通用するか考える

次に考えるのは、そのスキルが「今の会社限定」なのか、「他社でも通用するもの」なのか。

例えば、

  • その設備はその会社独自のものか?
  • 工程改善の考え方は他社でも使えるか?
  • 品質管理の知識は業界横断で活かせるか?

ここで大切なのは、完璧な答えを出すことではありません。

「もし他社に行ったら、何が武器になるだろう?」

と考えること自体が重要です。

この視点を持つだけで、日々の業務の見え方が変わります。

会社に守られる側”から“自分の価値を作る側”に意識が変わるからです。

③ 一度、外の市場を知る

そして最後に。

本当に不安を減らす一番の方法は、“外を知ること”です。

転職を決める必要はありません。

ただ、

  • 今の自分はどんな求人があるのか
  • 年収はどの程度提示されるのか
  • どんなスキルが求められているのか

これを知るだけで、視界が一気に広がります。

私もかつては、

「自分の技術はこの会社専用だ」

と思っていました。

でも実際に外を見たとき、 評価されたのは“自分では当たり前だと思っていた経験”でした。

まとめ

不安は、未知から生まれます。そして、

知らないままでいることが、いちばんリスクです。

もしあなたが少しでも

  • 今の会社だけに人生を預けたくない
  • 自分の価値を一度は確かめてみたい

そう思うなら、次にやるべきことは「辞めること」ではありません。

自分のキャリアを一度、構造的に整理することです。

そして、整理したうえで「環境を変える」という選択肢も

現実的に検討したいと思ったら、実際にどんな道があるのかを

具体的にまとめた記事も用意しています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

【この記事を書いた人】
製造業に身を置いて20年。製造現場でDXや業務改善に関わってきた個人。
失敗や遠回りも含めて、現場目線で書いています。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次